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「Football goes on」 vol.22 

「バルセロナブロックに見る理念」


フットピーポーよ、ドイツの占いタコに予想で負けた人間itchです。ははは、この観る目の無さまいったか!


ドイツの占いタコ君、名前はパウル君と言うらしいですが、これで的中率100%継続!敗戦に落胆するドイツでは人気者から一転「食っちまえ」と逆恨みされてるそうですが、パウル君のせいじゃないでしょう!


この試合でのポイントはデルボスケが英断した「バルサ化」にあると思います。スタメン中半数の6人がバルサの選手、そして何より2列目をシャビ、イニエスタ、ペドロと全員バルサの選手で固めた「バルセロナブロック」が機能しました。


スペインはキックオフと同時にバルサのような素早いパス回しで中盤を掌握。特にイニエスタはこれが同じ選手かと思うほど、今まで瞬間的だった輝きを90分間にわたって魅せてくれました。


そしてその「バルセロナブロック」を見事に操ったのがシャビ・アロンソです。この試合まで、試合を創るのか、チャンスを創るのか、中途半端だったシャビ・アロンソが「バルセロナブロック」の後方3列目でゲームメークに徹する事で役割は明確に。スペインの中盤はバルセロナのように、そしてシャビ・アロンソのスパイスを得て時にはバルセロナ以上に素晴らしかったです。


プレビューで「中盤の主導争いに注目」と書きましたが、この日の中盤争いはスペインが圧勝。MOMをもし選ぶなら僕はシャビ・アロンソを推したいと思います。デルボスケはようやくセミファイナルという段階で、難解なパズルを完成させましたね。


「バルセロナブロック」は後方にも存在します。ブスケッツ、ピケ、そして決勝ゴーラープジョルのトライアングル。エジル、クローゼ、ポドルスキはどうにもこの後方の「バルセロナブロック」を突破できませんでした。


この局地的に同クラブの選手を並べる手法は時間の制約の多い代表では古典的な手法。しかし選手が海外でプレーする事が多いグローバル化した現代ではなかなか見られなくなった手法でもあります。


スペインは3大リーグの中で圧倒的に自国の選手がプレーする比率が高い国です。ましてやリーガのみならず世界を代表するバルサは、スタメンのほとんどがスペイン人。言い換えればリーガの理念、そしてバルサの理念が今回の素晴らしい「バルセロナブロック」を生み出したと言えます。


代表のレベルとは自国リーグのレベル、その国の理念が最後には重要になってくる事を今大会のスペインは証明しています。理念とは観客がプレーヤーに求めるプレー。守りを固めて結果を出した我が代表としてはこの「理念」というキーワードがこれからのチーム作りで重要になってくるはずです。


対するドイツはセミファイナル、スペインという2つ要素に慎重になりすぎて、自らがこの大会で証明してきた素晴らしいプレーを魅せる事ができませんでした。観ていて思い出したのは08年ユーロ決勝と、08-09CLのカンプノウでのバイエルン×バルサです。


ドイツのレーブ監督はユーロ08決勝で内容的に完敗した結果を受けて、プレースピードの向上をはかりました。バルサにユース扱いされたバイエルンはファンハールのもと自らの攻撃的タレントを活かす攻撃サッカーを構築、CLファイナルまで進む快進撃を演じました。近年のドイツにとってスペインとは因縁浅からぬ仲なんです。


そして10W杯セミファイナルでの激突。面白かったのはこの大一番で両国がやはり自分たちの理念に基づくアイデンティティーサッカーを見せた事です。


とにかく足元へパスを回し崩してゆくスペイン。ひたすら耐えてカウンターを狙うドイツ。ただドイツはイングランド戦や、アルゼンチン戦で見せた枚数をかけるカウンター、ヒディンクがロシアで見せた「コレクティブカウンター」がなりを潜めてしまいました。


そんな中でもシュバインシュタイガーを褒めたいと思います。ほとんど唯一、同じサッカーをやろうと勇気のあるプレーを連発していました。親善試合で日本に負けそうになって加持に悪質なファールをかました4年前の精神的な弱さはもうありません。今後のドイツを担う中心選手になってゆく選手になりましたね。


敗れたドイツは3位決定戦に回る事になりました。これにより3位決定戦はウルグアイ×ドイツに。どこかおまけ的な3位決定戦ですが、この試合面白くなりそうです。


まず両チーム累積警告があけてベストメンバーで戦えます。ウルグアイはしっかり守って絶対的なフォルラン、スアレス両ストライカーのカウンターを狙うはずです。


スアレスがいる時のフォルランは面白いですよ。前で張るのはスアレスに任せて、DFラインと3列目の間のスペースでボールを受けてチャンスメーク。そのスペースを見つける動きやスアレスの使い方、フォルランの賢さに注目です。


そしてドイツ。ファイナルを賭けた戦いでは固さが目立ちましたが、3位を賭けた戦いでシュバインシュタイガーのような勇気をもったプレーができるのか。大会No.1トップ下エジルは輝けるか?そしてクローゼはロナウドに並ぶ記録を生めるのか?


個人的にはフォルランとシュバインシュタイガーのマッチアップを楽しみにしています。ハイレベルな駆け引きが楽しめそうです。


このプレビューは9日に書いているんですけど、噂の占いタコ、パウル君が9日に3位決定戦をまた占うらしいですよ。現時点ではパウル君がどちらを予想したのか分からないんですけど、僕は燃え尽きた感のいなめないドイツよりも3位という栄誉の為に全力で来るウルグアイが不気味に思えます。


はたしてドイツは雪辱なるか?ウルグアイは3位を国民にプレゼントできるか?そして僕はタコに勝てるのか?W杯は残り2試合になっちゃいましたが、フットボールは前に進みます。




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