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「football goes on」CL FINAL一気読み  

ついに2010-2011のヨーロッパNo.1クラブを決める戦いが終わっちゃいます!

300億がベスト16で消えたレアルの悪夢。

サンチェス・ピスファンを静まりかえした本田の伝説のFK。

全治1ヶ月を1週間で直してピッチに立ったルーニーの意地。

鮮烈に欧州No.1GK候補に躍り出たロリスのビッグセーブ。

そしてついにマラドーナの領域どころかその先のネクストレベルに突入したメッシの覚醒。

そんな印象深いシーンを刻み、ヨーロッパ各国リーグの上位チームで始まった戦いはついにたった2チームを残すのみ。そんな2チームがただ1試合を戦うのではなく、様々なストーリーのはてにたどり着く2010-2011のヨーロッパサッカー界のエンディングがこのCLファイナルなんです。

あのロマンティックな面影をモウリーニョが一掃した超リアリスト集団インテルなのか。

それとも鬼才ファンハールが作り上げたオランダのタクティクスとドイツのメンタリティのハイブリッド、バイエルンなのか。

ノウバディ・ノウズな結末を知るには22日27:30に何が起こるか目撃するしかありません!

いっやー楽しみな週末がやってきます!

ちなみにこのファイナルの両チームに関するプレビューを思いっきり書こうと思います。

確実に視力を0.1は奪う長文になると思うので、興味のある人や暇な人は是非!



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



CLファイナル バイエルンvsインテル プレビュー


さて宣言どおり思いっきり長文で遠慮なくいきますよ!まずは両チームのこれまでの戦いからみえるポイントの整理を。


インテルはターニングポイントはベスト16のチェルシー戦でした。グループリーグではバルサに完敗するなどいまひとつピリっとしなかったインテルも、このノックアウトラウンドに入るとセリエモードからヨーロッパモードに完全にシフトしました。

国内では王者であるインテルもヨーロッパに出れば強豪の1つにすぎず、ここでインテルは戦い方をガラリと変えました。強者から弱者へ。試合を支配し、自らが主導権を握りゲームを動かすのではなくリアクションに徹する。

そしていざそう決めたらそのリアクションサッカーを最高峰で完成させるのがジョゼ・モウリーニョなんです。カウンター向きでは無いズラタンとエトーの交換トレードも、なんか最初からこの完成図が頭にあったんじゃって思うほど。

モウリーニョのチェルシーがまさにそうだったように、強者に弱者のサッカーをさせる。理論上最強のチームが完成します。ただ強者に弱者のサッカーをさせるのは並みの監督では不可能。モウリーニョのすごい所はそこなんです。ヨーロッパ最大級のモチベーターでありかつ戦術家。さらにそれを外国でたった1年半で作り上げた男。


そんなチームの中で、触れなければいけないのがスナイデルです。「Mr.決定力」ミリート、「黒いカウンタック」エトーもさる事ながら、今季インテルのキーマンはこのオランダ人でしょう。


例えばジダンやピルロのように、これまでプレーメーカー的な選手というのは運動量が無く、狭いエリアで足元にボールをもらい仕事をする事が多く、結果パスコースやスペースを消されて試合から消えてしまうパターンがありました。

スナイデルはそんなプレイメーカーの消し方に反抗して生まれた新種のプレーメーカーと言えます。決定的に違うのがその機動力。広いエリアをカバーし、スペースに飛び出しボールをもらう事も珍しくありません。

相手チームのマーク担当はこれまでの方法論では90分の中で必ず捕まえきれない瞬間を作られてしまう。そのように動き回る選手には決定的な仕事ができるテクニックは無かったものの、スナイデルは動き回りながら当たり前のように決定的なプレーができてしまう。これぞ新世代のプレーメーカーの姿です。


恐ろしく負けにくいチーム。インテルのイメージはチェルシー全盛時と一緒です。ただしリーグ戦では無類の強さを発揮するものの、1発勝負のトーナメントでは勝ち抜けしにくいチームでもある訳で、その好対照なのが対戦相手のバイエルンという構図が今回のファイナルの面白いところ。


 ここまでのバイエルンの勝ち上がりはまるで漫画のようにドラマチックでした。インテルとは逆に自分達のウィークポイントには目をつぶってでもストロングポイントを打ち出すのがバイエルンのスタイルで、こういうチームは勝つときも負けるときもドラマチック。ここまでギリギリの展開を制してついにファイナルまでたどり着きました。

最初の危機はグループリーグ最終節アウェイのユベントス戦。敵地で2得点差をつけて勝たなければいけない。しかも相手はイタリアの名門、まあまず諦めますよ普通。んがしかし、バイエルンはまるで追い詰められた梧空がスーパーサイヤ人になるがごとく、スーパーバイエルンになっちゃうんだからサッカーは分かりません。

敵地でキックオフから総攻撃に出たバイエルンはなんと1-4で大勝し決勝トーナメントへ進出。ユベントスをグループリーグ敗退させ、新人監督フェラーラの首も飛ばしました。バイエルンのターニングポイントはこの1戦でしょう。


自分達の攻撃力に自信を持ったバイエルンはバルサもやらないような超攻撃的サッカーで快進撃を続けます。ベスト16、ベスト8、セミファイナル、そのつど追い詰められながらもスーパーバイエルンになって勝つというお約束で気がつけばファイナル。ではその武器であるストロングポイントとは?


アヤックス、バルサ、AZで攻撃サッカーを展開しことごとく優勝させたファンハールの哲学はバイエルンでも変わりません。サイドアタッキングです。そして今季のバイエルンにはリベリとロッベンというヨーロッパを代表するウインガーがチームにいました。

まるで4-2-4とも言うべき両サイドの積極的な攻撃参加で相手守備組織をズタズタにする、それが今季のバイエルンの基本スタイル。リベリ、ロッベンという高性能な2枚の翼でバイエルンはヨーロッパ戦線を高く駆け上がったのです。やっぱり漫画的だ。


今のバイエルンは何をおいてもロッベンでしょう。これまでのドリブル一辺倒ではなく、決定的なスルーパスも出せて、他の選手とのワンツーどころか、もうひとつ先のスリーまで動ける連動性、そんなプレースタイルの幅がますます武器であるドリブルを輝かせてます。縦に抜いてクロスやラストパス、横に切り替えして豪快なミドル、もはや1対1で止められるディフェンダーはいません。

なによりもロッベンがボールを持った時のピッチに走る雰囲気。さあ何が起こる?と観客がぐっと集中するあの感じ。全盛時のジダン、ストイコビッチがスタジアムでかもし出してたあのオーラ。ボールを持った時に「さあ何をしてやろ」とみんなを驚かせる事のみに集中する「サッカー小僧感」が満点です。

もはや神の領域に突入し、ただ「凄い」の一言しか出てこないメッシよりも、人間臭いロッベンが今季一番のお気に入りでした。圧巻はベスト8のユナイテッド戦でのゴールでしょう。リベリの高くあがったCKを、なんとダイレクトでさらにインフロントの回転をかけ巻いて名手ファンデルサールを抜いたあのゴール。有名なCL決勝でのジダンのスーパーボレーよりも難易度が高いスーパーゴラッソでした。


 そしてもう1人の影の立役者がベスト4のリヨン戦でハットトリックを叩き出したクロアチのゴンことド根性FWオリッチです。フリートランスでハンブルクからやってきた当初は第4FWだったこの男は、その観てる者の胸を熱くさせる泥臭いプレーでついにバイエルンのファーストFWにまでなりました。

 高いテクニックをもっていないオリッチのプレーはシンプルです。「1回で決められないなら何度でも」これです。もう我が代表のFW達はオリッチのプレーを毎日1時間観ろといいたい!サイドアタックだけの一辺倒になりがちなバイエルンの攻撃に、オリッチのがんばりがスイカにふる塩のように効いています。

 さらに18歳のクライファートをスターに育てたファンハールお馴染みの若手の積極起用も効いています。ドイツ製ランパードであるミュラー、ファンハールによってCMFにコンバートされ新たな才能を発揮したシュバインシュタイガー(加持への汚いタックルは忘れないぞ)、さらに個人的に一押しの高性能のスルーパスが出せる異能のパッサーサイドバック19歳のコンテント。いやあ肝っ玉のでかい監督ですよファンハールは。よっぽど選手を見る目に自信がないとできません。


 そんな両チームが戦うファイナル。攻めるバイエルン、守るインテルの構図が予想されます。ズバリ勝負を分けるポイントはお互いの苦手分野の差、ここにあると見てます。


 インテルで言えば「どうやって得点するのか」。バイエルンで言えば「どのように失点を防ぐか」。得てしてクローズなお互いの長所を消しあう展開になりがちな決勝戦だけにどうしても総合力という項目で考えると、インテル優勢、そんな予想が立ちます。何よりもこういった1発勝負で重要なGKのレベルでバイエルンのブットは正直不安です。


 ただしかし、これまでのバイエルンの試合っぷりが囁くんです。そういった机上の空論を吹き飛ばす突き抜けたスーパーなプレイが飛び出す予感。だいたいサッカーの神様はオリッチのような絶対に諦めずに最後まで必死にプレーを続ける選手が大好きだし。

そして何よりも今のロッベン。あらゆるデータやロジックを超えた行為「奇跡」がもっとも似合う選手が何かをしそうでなりません。

実は今季、先のユベントス戦で感動してそれからずっとバイエルンを追ってここまで観戦してきた自分は、ファイナルはロッベンを中心にバイエルンサイドで観戦するつもりです。自分達のストロングポイントを愚直にぶつける、今季のバイエルンらしいサッカーをファイナルでも、ファイナルでこそ観たい!


ちなみに試合が放送される日付が変わった5月23日は実は僕の誕生日だったりします。なにかロッベンからでかいプレゼントがもらえると期待しつつ、最高の誕生日を迎えるべく当日はギンギンになってもちろん生で観戦するつもりです!

やっぱりもの凄い長文になりはてましたがここまで読んでくれてありがとうございました。それでは2-1でバイエルンが勝利する事を祈りつつ…アディオス・フットピーポー!



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