FC2ブログ

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「美しく咲け!」FGO vol.63 

Football goes on vol.63

「美しく咲け!」

フットピーポーよ!まさかロシアが落ちるとは!ついに決着を迎えたグループA。いやあユーロはほんと分からないです。FIFA主催のW杯なら得失点差で勝るロシアは生き残れていたんですけど、UEFA主催のユーロでは勝ち点で並んだ際に「当該チーム同士の戦績」が優先されるため、ロシアは勝ち点4で並んだギリシャとの戦績、つまり昨日の試合結果により敗退!「アウェイゴール」といい、消化試合を作らない為のこのちょっとした工夫が劇的な結果を生み出しました。さすがはサッカー馬鹿ヨーロッパ、面白い事を考えますね~。

僕はプレビューで書いたとおりポーランド×チェコを観ていたんですけど、ポーランドは押せ押せの前半でゴールを奪えなかったのが痛かったですね。チェフが、というよりも力みまくってチャンスを潰しまくってしまったイメージ。後半は完全にチェコに翻弄されていました。ホストカントリーの敗退、残念でした。

そして今日はついに「死の組」の決着がついてしまいます。ここでもUEFAの「当該チーム同士の戦績優先」が、まだ全てのチームの生き残りの可能性を演出し、最後まで分からない緊迫したシチュエーションを演出していますね、くぅー痺れるぅー!

「死の組」の勝ち抜けはかなり複雑、ちょっと整理しておきましょう。

まずドイツ、引き分け以上で確定です。負けたとしてもポルトガルが負ければオーケー。負けてポルトガルが勝ったとしても、2点以上取った1点差の負けなら行けます。つまりほぼ確定。現時点で勝ち抜け最終力候補です。

次にデンマーク、ドイツに勝てば決定。引き分けてもポルトガルが負ければオーケー。ただし負けたら終わり。いい位置にいます。恐らくメンバーを落としてくるであろうドイツが相手という所もグッド。

 そしてポルトガル、デンマークがドイツに1点差以上の勝利をしなければ、勝てばオーケー。引き分けの場合はデンマークも引き分け以下で勝ち抜け。デンマークと共に2位抜けを争う候補です。

最後にオランダ、もう勝つしか、しかも2点差以上をつけて勝つしかありません。その上でデンマークの敗戦が条件。いわゆる「自力2位」が無理な状況です。まあはっきり言って「ミラクル」が必要な状況。一番勝ちぬけの確率が低いポジションです。

グループBの面白く、難しいポイントは実質的に2位抜けを狙うチーム同士が、直接に対決しない所です。この微妙な条件で揺れ動く勝ち抜け状況は他会場次第。勝ちに行くのか、それとも負けないように行くのか、デンマーク、ポルトガルはゲームプランを立て難い状況です。

その点、オランダははっきりしています。攻撃、攻撃、そして攻撃!です。立ち上がりから行くしかありません。この「死の組」最終節で一番ゲームプランが明確なのがオランダ。そしてそのゲームプランはこの攻撃集団とピッタリと符合する。

もちろん今日の2択、僕はポルトガル×オランダです。いやあ面白い事になりそうですよ~。まず0-0は有り得ません!捨て身のオランダの攻撃と、その背後に広がる広大なスペースに放たれるモンスターが大暴れする壮絶な打ち合いの予感!

お互い守備が計算できない国だけに、注目はお互いの攻撃でしょう。そして両チームのストロングサイドは奇しくも一緒。ロッベンと、CR7ことクリスチャーノ・ロナウドのサイドです。

二人の出来も重要ですが、ポイントはその二人の後ろ、直接的にマッチアップするサイドバックです。そうなると南アW杯の時の活きの良さが鳴りをひそめているオランダのファン・デル・ウィールよりも、いい動きを見せているコエントランのポルトガル勢が若干有利に見えます。

だけに今日のファン・デル・ウィールが、自分の魅力である攻撃に針を振り切らせられるかがポイントです。世界一危険なサイドアタッカーを迎えるのではなく、不得意なディフェンスを強いて自軍ゴールから遠ざける押し返す動き。ちょうど第2戦でラームが魅せたロッベンへの対処方法をできるかどうか。

もちろん逆サイドの動きも重要です。ポルトガルで言えばナニ、オランダで言えば今日はオランダの攻撃で一番足りない「献身さ」を持つカイトで行ってほしい。ペルシはやはりトップ。サイドの攻防で忙殺されるであろうロッベン、CR7の逆サイドでの動きの違いが、そのままスコアの違いに直結するのではないでしょうか。

個人的にはプレビューで堂々と優勝予想してしまったオランダサイドでこの1戦にのぞみます。04年のチェコ×オランダ、08年ロシア×オランダに続く、またも名勝負が生まれるのか?まあそれオランダ全部負けてるんですけどね(笑)

かの空飛ぶ人が言い放った名言「負けるときは美しく」。あれは負けたときの言い訳ではありません。結果が出る前の戦う姿勢についてです。「現実的」、またの名を「常識的」というありもしない幻の安全にすがって、敗戦の衝撃を和らげる事はしない。周りは関係なく、あくまでも自分たちがベストだと信じる理想と一緒に殉じる姿勢。それが「美しさ」です。

結果というものは否応無しに出ます。敗者も否応無しに出る。時に優劣を超えて、運に左右されて、そこに他者がいるかぎり出てしまう。そんな不条理で残酷な世界で、他者になんと言われようが後悔しない方法は、「ベストを尽くしたかどうか」じゃないでしょうか。

追い詰められた状況だからこそ、オランダからは、オランダからこそ「美しさ」を感じたい。そしてできる事ならその美しさを「敗者の美学」ではなく「勝者の哲学」にしてほしい。2年前の理想主義者達の美しいエンディングのように。

美しく咲け、オランダ!今日こそ現実をふっ飛ばすミラクルを!頼むぞロッベン!ぶち込めペルシ!それでは!


この記事へのコメント

コメントをお寄せ下さい

(コメント編集・削除に必要)
(管理者にだけ表示を許可する)

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://dlivegrampus.blog76.fc2.com/tb.php/143-2b3243e3

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。