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「いい守備はいい攻撃から」FGO.43 

Football goes on vol.43

「いい守備はいい攻撃から」

フットピーポーよ、いやー無駄にドラマチックな試合でした!ってシリア戦の事です。普通に前田がしっかり決めていたら3-0の試合なのに、決めるとこで決めないからこうなってしまうんです。

ヨルダン戦に比べると格段に内容がよくなっていたのは確か。特に試合の入り方がすごく良かったです。ディフェンスラインを押し上げて前線からプレスをガンガンかけて、シリアを相手エリアに釘付け。ヨルダン戦よりも多くのチャンスを作っていましたね。

得点シーンも良かった!本田、香川、松井とからんで最後は長谷部がズドン!まるでアーセナルのような連動性の高い、相手にとっては防ぎようのないいい攻撃でした。

ただ良かったのは前半まで、後半になるとその積極性が消えてしまいました。

先制点をとられ後半シリアは前に出てきました。この前に出てくる事を「ゴール前にスペースが生まれる」と考え追加点のチャンスと考えるか、「しっかり守らなくては」と追いつかれるピンチと考えるか。気持ちが相手と自分どちらのゴールに向くかがそのチームのマインドを物語ります。

残念な事に日本は後者でした。実はこれこそが「前田が決めていれば」よりも一番の問題だと思います。

実力で勝る相手に守備を固める事は安全に見えて逆にリスキーなんです。追加点を決めるか主導権を握り続ける事が一番安全。ザックが後半頭に早くも香川を外し、岡崎を投入して選手に伝えたかったメッセージは、きっとそういう事でしょう。

ただ長い間守備的サッカーに染まり、染み付いたメンタリティーはそう簡単には切り替わりません。ましてや前節で事故のような一発を食らっているDF陣にはなおさら。ずるずるとDFラインはペナルティーエリア前ほどまで下がってしまいました。

ボールを奪う位置は低くなり、カウンターの鋭さは鈍る。むしろ思い切ってラインを上げたシリアのプレッシングの方が目立っていました。そしてそのプレッシャーからミスが生まれて、あの「なんなんすかこれ」につながる訳です。

失点&退場後、日本は再び攻撃を開始しました。しかしそれではもう遅いんです。相手は引き分けでオッケー。再びゴール前にはスペースが無くなります。攻撃チャンスは減り、失点の危険性だけが上がる。しかしこれが1-0だったら失点の危険性も上がるものの、攻撃チャンスも増える。さらにボールを相手ゴール前まで運ぶことは相手の攻撃を鈍らせる効果もあります。

もちろん後半攻撃的に出ても失点していたかもしれません。しかしここで言いたい事はそういったサッカーの方が観ていて痺れる、そして後悔しないという事です。

確かにアジアカップ予選敗退なんて受け入れられない。ここまで評価をあげていたザックの首も怪しくなります。ただ目の前の結果に囚われて、目指すスタイルを模索する事を棚上げしてしまうのはどうでしょうか。アジアの先、世界を見据えず得る勝利に意味があるのか?アジアカップで僕が代表に望む姿勢はチャレンジ。ドラスティックにマインドチェンジされた新生代表が観たいんです。

この試合でのMOMは本田が選ばれていましたが納得です。相変わらずのボールキープ力と、状況判断力、そしてあの重いPKをど真ん中に蹴るハート!あれですよ!観ていて気持ちが「おおおお」ってなるのは!僕には観客の予想を裏切るプレーを選択するトッティがダブって見えました。

反対に心配なのが香川です。ドルトムントでのプレーと比べて、チームでまだ居場所を見つけられない。その焦りが焦りを生んで、どうも持ち過ぎのプレーが目立ちます。香川の特徴はスピードにのったフリーランとそこからのファーストタッチの正確さだと思うので、サイドでのプレーでどう動いてボールを引き出すか、シンプルにプレーする事を期待します。

予選はあと1試合。ヨルダン戦、シリア戦と徐々に良くなっている代表が、最終節サウジアラビア戦でどんなサッカーを見せてくれるのか。それは未来につながるサッカーなのか。その点に注目して試合を見ようと思います。それではまた試合後に!

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