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「エル・クラシコ レビュー」FGO.40 

Football goes on vol.40

「エル・クラシコ レビュー」

フットピーポーよ、FC東京がJ2に落ち、2022年W杯はカタールに決まり、キングが最年長ゴール叩き込んだり(スーパーゴールだった!)サッカー界も慌しい師走真っ只中ですよ

そんな数あるトピックスの中でも仰天度No.1なのが今回のクラシコの歴史的な結果でしょう。そんな訳で前回のプレビューに続き今回はクラシコのレビューをお送りします!

いやあ、5-0ですよ。しかも衝撃的だったのがスコア以上にその内容。あのモウリーニョが会見で「まったく悔しくない、何故なら我々のチャンスはゼロ、完全な負け試合だっただからだ」と発言したとおりの完敗。

戦前にバルサ有利ながらも接戦の予想をしていたのは、バルサがバルサであるための、その理想的サッカーが抱えるリスクを考えたからです。

今季の高速カウンターに特化したレアルならそのリスクを衝くと、ここまでリーガ最多得点&最低失点チームなら、いやレアルしか本気のバルサは止められない、と。

ところがクラシコ当日、バルサは完璧に理想的なフットボールを完遂して勝ったのです。対レアルだから特別な事をしたのでは無く、自らが信じる理想のサッカーをぶつけ、そして勝った。

攻撃時にはボールを徹底して保持、局地的な1対1を作り出し、有利な形であれば勝負をしかけ、制する。もし、ボールを奪われたら即座に奪われた選手がファーストプレス、相手にカウンターへのファーストパスを出させないようにして囲いこみ、ボールを奪い去る。そして再び徹底してボールを保持して…文字にしてみるとバルサのサッカーとは実にシンプルです。

しかしフットボールとは思い通りに動く手を使わずに不自由な足で行う競技。バルサのサッカーはシンプルであってもイージーではありません。

ボールを長く持つという事はそれ相応のテクニックを要求されます。何より攻撃スピードの遅いポゼッションサッカーでは、どこかの過程で1対1に勝たないと相手守備陣は崩れません。ディフェンスにしても前から行くという事は後ろが少ないという事です。DFは1試合に何度か相手FWと1対1を強いられるでしょう。相手の陣内でボールを奪いさってしまう為には運動量というよりもコンタクト、玉際の強さも必要。むしろ難しい。簡単には実行できない。だからバルサのサッカーには「理想の」という形容詞がよく用いられます。

各チームはもっと現実的なチーム作りをしていきます。もっとも非難される「負け」ない為のサッカーを。それに比べバルサのロジックは「勝つ」為には、しかも「美しく」観客が魅了されるようなサッカーとはという観点から出発しているんです。まさに理想を追求したサッカーと言えます。

ただしモウリーニョ率いるレアルのサッカーもけして「負け」ないためのサッカーではありません。方法論は違うにせよ確実にリスクなく「勝つ」為のサッカー。そこが他の「負け」ないサッカーとはモウリーニョが一線を画しているポイントです。

昨シーズンのCL準決勝、インテルはホームで勝ち、アウェイで「負け」なければ決勝進出、つまり「勝ち」という状況。あのカンプ・ノウでのドン引きもホーム&アウェイで「勝つ」為です。

そこがモウリーニョの凄みで「負け」ない為にでは無く、「勝つ」為に特化する。マスコミを使って相手チームをメタメタに叩いたり、審判にプレッシャーをかける。美しくなくても、確実に「勝つ」。この点において確かにモウリーニョは「スペシャル・ワン」特別な1人だと思います。

忘れてはいけないのはこのレアルはまだ三ヶ月のレアルです。今回の実質上のボロ負けで僕は来年の5月、サンチャゴ・ベルナベウでのクラシコがより楽しみになりました。

長いリーグ戦で安定して力を発揮するのはレアルのサッカーだと僕は観ています。次のクラシコはシーズン後半の優勝争いに直結する中で争われます。試されるのはバルサ、はたしてサンチャゴ・ベルナベウで、優勝争いのハイプレッシャーの中で、バルサはあのサッカーをできるのか?

W杯イヤーだった2010年は間もなく終わりますが、シーズンも佳境に入り、アジアカップ、コパアメリカなどが控える2011年はもうすぐそこ…フットボールは前に進みます!しかし最近1年が早い!歳のせいかな…
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